225先物取引では株式投資と同じ点もあります。
まずは銘柄があるということです。
では、銘柄名はどうやって構成されるかといいますと、225先物に限月を足した数式で決定されます。
225先物取引の取引方法は限月が関わってくるのですが、3,6,9,12月のうち、これにもっとも近い月を限月とし、限月は5つの月で取引されています。
取引のしくみとしては取引時間がありますが、前場では9時から1時であり、後場では12時半から15時10分と決まっています。取引の単位としては先ほどもお伝えしたように日経平均株価の1000倍での取引ができるということになっています。
ほかに通常の株と同じ点といえば更新値幅と制限値幅があり、これはほかの株と同じ点といえるでしょう。
また、サーキットブレーカー制度といいまして、急な相場の変更があった際には一時中断措置としてこのような制度が設けられています。
サーキットブレーカー制度とは急な相場変更による投資家の精神的不安などをとりもどし、冷静に取引が行えるように冷却期間を置くことをいいますが、この措置が取られる基準としては基準価格から先物価格が一定の値幅を上昇した場合、または下落した場合、サーキットブレーカー制度が行われるのですが、その際は15分間という時間が冷却期間として設けられています。
急変による動揺などで冷静な取引ができないことは問題ですので、こういった制度があることも知っておくと良いのではないかと思います。
225先物取引とサーキットブレーカー制度