株式 心理学

株価下落の際の人間心理の推移 天井~下降

株式投資における、一番人間の恐怖や不安が出る場面というと、下降し始めの時期ではないでしょうか。
心理学的にも、最も不安定なところだと言える場面です。
株式投資における株価は、基本的には上下動を繰り返すので、上昇トレンドであっても下降する場面はあります。
その為、上昇トレンドから下降トレンドに移行するタイミングというのは、読み難いのです。
ですから、多くの投資家は、下降トレンドに入ったばかりの状態では、まだ強気なままで売ろうとはしません。
まだ上昇中で、この下降は一時的なものという期待感があるからです。
しかし、株式において、下降というのは現実の重力以上に厳しいものです。
落ちる時はあっという間です。
大抵の場合、下降トレンドに突入し始めると、そこから本格的に下降推移になるのは早いです。
下降推移が顕著になってくると、心理学的にはほとんどの人がプレッシャーを感じると言えます。
ですが、ここで差が出てくるのは、テクニカルとファンダメンタルの分析の違いです。
前者はこの動きに敏感ですが、後者はチャートとは別の材料で買っている為、売らない事も多いですね。
そして、心理学上最も不安が大きくなる、本格的な下降へと移行していきます。
いわば小さな恐慌状態です。
この動きが見えると、ファンダメンタル型の投資家が一気に雪崩れ込み、その下降はさらに度を増します。
この動きに、さらに初心者の人たちが追従します。
結果、非常に早く下降が進むのです。

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