株式 心理学

集団心理の恐怖

集団心理というのは、非常に恐ろしいものです。
例えば、日本には「赤信号 皆で渡れば 怖くない」という、見事に集団心理学の原理を表した言葉があります。
これがまさに、株式投資において最も危険な状態を表しています。
株式取引では、基本的に自身の判断によって利損が決定します。
それ故に、常に不安をどこかに抱いての取引となることが多いでしょう。
少しでも、人の意見を聞きたくなる。
あるいは人に頼りたくなる、という状態です。
心理学的にも、これは認められている見解です。
そのような状態で取引を行っていると、やはりどうしても大勢の動きに従順したくなるというものです。
沢山の人が自分と同じ考えなんだと思うと、安心を覚える。
これは、ほとんどの人があてはまる心理ではないでしょうか。
ですが、これが何より株式投資においては危険な状態です。
心理学上、従順状態の人はほぼ確実に油断し、視野が狭くなります。
そうなってくると、いざという時の対応も遅れますし、反応しきれない状態になりやすいのです。
株式投資では、長いものに巻かれるのが一番危ないといえます。
何より、その心理を利用して罠を仕掛ける仕手も存在しています。
株取引における集団心理は、単純に板情報だけで確認できるものではありません。
まだ注文を出していない人も、その背景には沢山存在します。
そういったところの心理的な流れを読む事で、危機的状況を回避する事も可能です。
できる限り、波に飲まれないようにしましょう。

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