2009年、株式投資は反撃の年を迎えます。
ただ、その前に株というものについておさらいしておきましょう。
株についてしっかり理解していないと、なかなか反撃もままなりません。
株式投資の初心者の方は、できるだけ多くの知識を蓄え、判断材料を増やしておく事が必要です。
リーマン・ショックは、初心者だろうが上級者だろうがお構いなしに飲み込んでいく津波のような出来事でした。
しかし、こういう現象は本当に稀で、基本的には知識を持っている人は回避できる波ばかりです。
必ず、初心者であっても回避できます。
まず、株というものについてしっかり認識しておきましょう。
株とは、簡単に言えば、会社の信用です。
企業というものは、その企業を持続させる為に非常に多くのお金を必要とします。
しかし、そのお金を調達できるかどうかというと、自力では難しいというところが多いでしょう。
その為、融資をしてもらう必要があります。
その融資の一環としてあるのが、株という制度なのです。
株というのは、会社が「自分のところは将来必ず大きくなるから、そのための資金を貸してくれ」という形で投資家に自分の会社の信用を買ってもらいます。
投資家は、「いずれ会社が大きくなったら、利益の分上乗せして貸してくれ」という形で株を買います。
そして、実際に会社が大きくなれば、その見返りに利益が得られます。
非常にシンプルに株を説明すると、こういうシステムになっています。
実際には、会社が大きくなるまで待たなくても、利益は得られます。
株には、ある意味その会社の人気投票的な意味合いもあって、人気が上がると株価も上がり、株価が上がると株主は利益を得られます。
その人気投票は常に行われている状態なので、どのタイミングでも利益は出ますし、同様に損をする事もあるのです。
そもそも「株」って何?