初心者が株を始めるにあたって、最初に考える事があります。
「株って何で得するの?」
誰もが一度は疑問に思うことでしょう。
このメカニズムがわからないと、初心者は、株取引はできない・・かというと、そうでもありません。
実際に取引を行う場合、そういった理由は特に必要はないからです。
ただ、知っておかない事には株というものの本質は理解できないでしょう。
それを理解していなければ、初心者の方が株で利益を継続的に得ていく事は困難です。
そこで、ここでは株でどうして得する事ができるかについて、軽く説明していきましょう。
株というのは、会社がお金を集める為の手段です。
投資家からお金を借りて、そのお金で会社の事業の幅を広げていき、利益を得ていきます。
そしてその利益が上がる事で、どんどん株価も上がっていきます。
ここがポイントです。
株というものは、その会社の株価が問題です。
株価というのは、言って見ればその会社の価値なのです。
その会社に投資する価値がおいくらか、というものです。
例えば、現在株価が1,000円の会社があるとします。
この会社の株を持っている人が、この株を1,000円で売ってしまおう、と思った場合、1,000円で買いたいという人に売る事になります。
これがもし、1,000円で買いたい、という人がいなければどうなりますか?
答えは簡単、値下げします。
普通の商品と同じですね。
買い手がいなければ値下げするしかありません。
990円なら買う、という人がいれば、990円で売る事になります。
そうすると、株価は990円となり、10円下がるのです。
この場合、1,000円で株を買った人は一株辺り10円損をします。
逆に、1,010円でも欲しい!という人がいれば、株価は1,010円となり、10円得をするのです。
この得が、株で最もポピュラーな利益となります。
株って何で得するの?