ファンダメンタル分析と肩を並べ、株取引における分析方法が、テクニカル分析です。
これは比較的、多くの初心者の方がまず試す分析といえるのではないでしょうか。
ただ、この分析が初心者向けであるというわけではありません。
むしろ、ファンダメンタル分析以上に玄人向けともいえます。
非常に奥が深い分析方法です。
テクニカル分析は、理系向きの分析方法といえます。
というのも、株価チャートを分析する事が基礎となるからです。
株価チャートは、とある銘柄のこれまでの株価の動きを分析し、今後どのような動きになっていくかを予測していきます。
つまり、過去の株価の動きを中心に考えていくわけです。
あまり情勢を考慮せず、あくまでもデータ中心に進めていく事で、客観的な予想ができるという点では、かなり有効な方法と言えます。
その一方、過去の動きからは予測できない、何かしらの外的要因が働いた場合は脆いですね。
初心者の方がテクニカル分析を行う上で重要なのは、ローソク足とトレンドをまずしっかり覚える事です。
ローソク足は、株価チャートを表す上で非常に見やすくまとめた物です。
チャートはグラフによって表されますが、そのチャートはローソク足の集合体によって成り立っています。
一方、トレンドというのは上昇、下降の流れです。
どのようなチャートになったら上昇トレンドに傾くのか、また下降トレンドに移行するのか、といった見方をしていくことで、予測が成り立っていきます。
テクニカル分析