株式投資を始めた子どもは、1年後には次のように知的さが増していることでしょう。
・毎日にテレビでアニメ番組ばかり見ていた子が、進んでニュース番組を見るようになる。
・新聞を毎朝読むようになる。
・インターネットのマネーサイトをチェックするようになる。
・パソコンを使いこなすことができるようになる。
・将来の夢は「企業家」と答えるようになる。
・「四季報」を読むようになる。
これらの変化が現れるかもしれませんが、もっとも期待したいのは次のことです。
・家庭内でのお父さん・お母さんと子どもが一緒に過ごす場が増えること。
・大人へと成長した時に、厳しい超少子高齢社会の状況において、社会的な解釈と経済観念を備えて、生き抜いていく力を養う。
・お父さんとお母さんが、子どもにさまざまなことを教えていくことで、経済の仕組みや財産を築く力を見につけさせる。
「子どもに株式投資をやらせるなんて考えられない!」と思っている人もいるでしょうが、株式投資をすること自体は、決して悪いことではありません。“マネーゲーム”とならないように、親子で楽しみながら時間をかけて、必要な知識を学ばせ、財産の正しい築き方を教えることが大切です。そうすることで、子どもは、“お金”というものは、「与えられて使うもの」から、「目的に向かって貯めるもの」「時間をかけて増やすもの」と認識するようになるでしょう。そして、自分の財産をリスクから守り、失敗したら回復する方法を自分で考えて経験し、創造する力が養われるはずです。
子どもが株式投資を始めると・・・