未成年の子どもでも、株式投資を行うことはできます。まずは、証券会社に口座を開設する必要がありますが、未成年の場合、その取り扱いが証券会社によって異なります。
取り扱いを全く受け付けない証券会社も多くあります。また、口座を開設できたとしても、一定の取引には制約が適用されていることもあります。年齢制限のない証券会社や、中学生以上や高校生以上、18歳以上などと制限が設けられている場合もあります。なお、証券会社のほとんどで、親が口座を開設していることを条件としています。
なお、お父さんやお母さんの名義で口座を開設して、子どもがその口座で株式売買を行うと「仮名取引」となり、これは違法行為とされています。また、お父さん・お母さん名義で買った株式を、子どもに将来贈与することも、贈与税の課税対象となるので注意してください。
未成年でも口座が開設でき、取引が行える主な証券会社は、松井証券、マネックス証券、廣田証券、トヨタFS証券
などです。共通している点は、いずれも親権者の同意書が必要となることです。同時に、子どもが株式投資を行う際は、親の責任下で資産管理や取引を行うことを意味するのです。
また、上に挙げた証券会社にも、店頭での取引であれば可能なところや、投資信託や株式ミニ投資の場合ならば可能、というところもあります。いずれの場合も、未成年者の口座開設条件などが異なるので、各証券会社のホームページなどで確認してください。
子どもでも株式投資できるの?