個人年金を積立する理由は、何といっても老後が不安だからですよね。
公的年金だけでは不安、あるいは公的年金こそが不安という人は、例の消えた年金騒動以降、急速に増えています。
そういった方は、比較的老後に対して安心感を求めています。
ただ、個人年金に加入したからと言って、老後の暮らしが保障されるかというと、そういう保障はありません。
もし、比較的自分の老後がお金のかかる生活になってしまったら..。
そういう不安もあるでしょう。
ここでは、そういった不安の元のひとつである、老後の生活費について見ていきたいと思います。
老後の生活費というものは、もちろん人によって違ってきます。
ただ、都内でゆとりのある生活をしたいというのであれば、かなりの額が必要になり、月に40万円くらい必要と言われています。
これは、単に居住費などの生活費だけでなく、医療費や交通費を加えてのものです。
歳を取ると食べられるものは限られてきますし、医者にかかる頻度も増します。
高い買い物をしたり、お金のかかる場所で遊ぶという事は少なくなる一方、どうしても必要なお金は増えてきます。
そう考えると、やはり不安というものはどうしても生まれてきますね。
ただ、都内ではなく田舎でのんびり過ごすという場合は、この限りではありません。
田舎にはとても家賃の安い一軒家もあります。
そういった場所で、例えば庭に家庭菜園でも作って自給自足し、歯も丈夫なままであれば、20万円くらいでもゆとりある生活は可能です。
比較的保険料の少ない個人年金を考えている方は、そういった生活も視野に入れておいたほうが良いかもしれませんね。
老後にかかる金額は?