個人年金における種類分けの中で比較的多くの種類が存在するのは、年金受け取りによる種類分けです。
年金をどうやって受け取るかだけで、3~5種類に分かれます。
大きく分けて3種類、細かく分けると5種類といった形です。
個人年金における年金受け取りは非常に重要で、比較的注目の集まるところでもあるので、5つの種類を見ていくことにしましょう。
まず、終身年金です。
これは、年金支払い開始時から亡くなるまで、一生ずっと年金が支払われる事になります。
保険料は当然高くなりますが、最も安心して暮らせます。
次に、保障期間付の終身年金です。
これは、終身年金に加えて、一定期間に亡くなった場合には一時金が発生するという保険です。
一番保険料が高く、見返りも大きいパターンです。
次に、有期年金です。
これは、契約時に決定した期間のみ年金を受け取るというタイプの個人年金です。
比較的保険料が安くて済む分、期間終了後に不安の残るプランと言えます。
次の保険期間付有期年金は、有期年金に死亡一時金を付加したものです。
最後の確定年金は、保証期間付有期年金における保障期間がないプランの事です。
保障期間がないので、最初から一時金が組み込まれています。
この5種類が、年金の受け取りに関しての区分けです。
一番保険料が安くて済むのは、有期年金です。
一番高いのは保障期間付終身年金です。
自分がどういったビジョンで老後の生活を考えているのかという点を踏まえ、現状で支払える額と相談した上で決定すると良いでしょう。
個人年金の種類 その3