個人年金は、比較的最近話題になった保険の一種です。
その為、深い内容に関してはあまり知られていないという面もあり、現在非常に多くの保険会社が普及に勤しんでいます。
そんな個人年金ですが、基本的な概念では、加入者の保険料で運用を行い、そのあとに一定期間の「年金」を支払うというシステムになっています。
問題はその一定期間や、保険料の金額といったところですが、こういったところは個人年金の種類でも変わってきます。
では、個人年金にはどのような種類があるのでしょう。
比較的わかりやすいところでいうと、まず保険料の支払いの種類というものがあります。
これは、保険料をどういった支払い方にするかという観点で種類わけしているものです。
基本的には2種類で、まず契約時に全ての保険料を一括して支払うという一時払いというものがあります。
この一時払いというのは、何となく意味がないように思われる方もいるかもしれません。
それだけのお金があるなら、貯金しておけばわざわざ保険会社の世話にならなくても良いという考えの方もいるでしょう。
それも間違いとはいえませんが、意味がない事はありません。
個人年金というのは、投資的な要素があります。
そのため、多くの場合は、配当や年利などの所謂変額年金としての運用が行われます。
よって、得する事もあるし、損する事もあり得ます。
そういった点を考慮した上で、利用を考慮する必要があります。
もうひとつは、積立払いという方法です。
これは、一ヶ月、あるいは半年、一年といった期間で定期的に保険料を払っていくという、比較的公的年金に近い形での積立となります。
個人年金の種類 その1