ショッキングな問題として、連日のようにニュースを賑わせた「消えた年金」問題ですが、最近ではあまり聞かなくなってきました。
ですが、年金問題自体はまだまだ解決とは言い難い状況で、その為に国の年金のシステムに関してかなりシビアな目が向けられています。
そういった背景もあり、年金システムのひとつである個人年金に関しても、比較サイトや公的年金との比較をする記事など、かなり数多くの情報が提供されています。
では、そんな比較的話題に上る事の多い個人年金について、どのようなものなのか見ていきましょう。
個人年金というのは、正式には「国民年金保険」という名称の年金保険です。
年金はいくつかの制度に分かれますが、基本的には「無拠出制年金」と「拠出制年金」に分かれます。
無拠出制年金とは、受給者が掛け金、保険料などを負担しない年金です。
一方、拠出制年金は、受給者が掛け金、保険料を負担する年金です。
簡単にいうと、前者は何も支払わず、一定年齢に達し、尚且つ一定所得を下回る方に対して普及された年金です。
養老年金などが相当します。
一方、後者は近年の年金の主流である年金保険を差します。
先に自分がある程度出資し、その後一定年齢に達した場合、その投資額に応じて給付を受けるというシステムですね。
個人年金も、この年金保険の一種です。
個人年金の場合は、自らが積み立てを行い、年金を受け取るというタイプの年金保険です。
金融商品のひとつで、民間の保険会社も取り扱っています。
個人年金とは